久々の更新。。最近ブログをサボり気味でしたので、たまには真面目なお話を。。
画像は輸入時にグシャグシャになり、体調不良だったけど、寒がりで頑張り屋さんのボビーです。←あだ名
ここ最近は、わざわざ遠方から大切な時間を使ってきてくれる方々、頻繁に来て育成方法の話をしに来てくれる方々など、とても熱い方が増えてくれて、私のヤル気も全開。
そんな方々が増えれば増えるほど、もっと真剣に育成や実験に取り組まなければ、と言う気持ちが強くなります。
だからこそボビーの様な、今はフニャフニャな株の立て直しする事が、私にとっては重要課題なんです。
どうしたらagaveの調子を読み取ってあげられるのか。
もちろん知識的なものは大切です。
しかしボビーの様に不調な株の立て直しには、体感的な事も必要だと思います。
それは指で敏感に葉の硬さを感じたり、水を与えた鉢を持って重さを覚え、水の減りを手で感じる事。
見えにくい場所に虫がいないか。(そんな事は言われなくてもわかってる)と思う方もいるかも知れませんが、私はいつも注意して見るつもりが、同じ場所ばかり見ていて、うっかり見落としていた、という事が多々ありますので、皆さんも今一度、注意をしてみて下さい。
agaveや鉢に触れて感じていくだけでも、agaveが何を求めていて、今の体調がどうなのか、最低でも今よりは分かるようになり育成は10倍は楽しくなりますよw
毎日触れてみないと、葉が硬いのか、柔らかいのか、全体が重いのか、軽いのかすらわかりませんよね。
この時期は10日に1回の水やり。。調子も見ないで決まりだけで、面倒を見てもかっこいいagaveは作れない気がします。
これは難しい知識の話ではなく、体感的な部分であり、私にとってはagaveの育成の基本の話です。
私はこれで水遣りの頻度や光量を調整しています。特にボビーの様な株には必要不可欠なコミニュケーションだと思います。
知識、体感、観察、育成には勉強する事が沢山ありますが、時間をかけて、それら一つずつを感じながら、習得していく喜びを知ってしまうと。。植物沼にどハマりしてしまう。。
植物の育成をしながら、自分の足りなさを思い知って、それをクリアしていく事で自分の成長も感じます。
どっちが育成されているのか、わから無くなってますw。
最近、出会う真剣な方々に感謝すると同時に、もっと私の育成能力を向上させなければと思う日々。
私は植物を始めていなければ、植物界でのこの感覚は、一生感じる事は出来なかったと思います。
植物は育成に留まらず、自分の足りなさを感じ。熱い方々に出会い。植物がもたらしてくれた沢山の恩恵を大切に、これからも過ごして行きたいと思います。
やっとagave育成の入り口がわかってきた程度です。
もっと頼れるお店に成長させてみせますので、これからもunited earth gallery Ronjinを宜しくお願い致します。