titanota fo-76 focaolr

皆さんこんばんは。

昨日は遠くから来てくれた方々や、お得意さんなどが来てくれて、本当に良い週末でした。

ちなみにK県からお越しのトンズラ男さんは出禁なので、今後の入店はご遠慮下さい。

今日はtitanota fo-76 focaolr (※focaolrはronjinの個体識別番号)の輸入時から、今に至る過程を紹介していこうと思います。

↑↓2018.11の様子です。

カサカサで葉はフニャフニャ。体力ゲージ0を示している状態です。

ここから日本の環境に慣らして、もう一度体力を回復させるまでには時間が掛かりそうですね。

育成と言うよりも、まずは看病から始めていきます。

↓2019.6

輸入時の見た目と全然違うでしょ。

厳つさは減り、徒長気味。

しかし、バッチリ緑色になり、水を飲む事や光合成をする事に慣れてくれました。

厳つく無くなったけど、看病を続けてきた私からすると、葉もパンパンに張り元気になってくれて、最高に嬉しい結果です。

↓2019.6

発根に関しても、とにかく中途半端な発根をさせたままで育成を続けてしまうと、逆にビロンビロンのヨレヨレになってしまうので、温度管理でしっかりとした根を作るのが第一関門でしたが、7ヶ月間掛けてなんとかクリアしました。

出会った時の見た目では、根を作るのにも困難を極めそうでしたが、第一関門をクリアするのが意外に早かったんです。

↓2019.11

ちょうど1年間の様子。

ん?少し厳つくなった?かな?うん。なっているね❤️

よしよし。看病からは卒業で、ここからは厳つくなる事に重点を置いての育成に切り替えていくぞ。

やっとワクワクな育成をする事ができます。

秘密の作業を加えて。管理方法もガツンと変えて。よし。いくぞ。

しかしながら、この時点で確実に厳つくなるという保証はありません。

コレが輸入株の抜き苗販売をやめた大きな原因の一つです。

さて。ここから現在の姿にワープします。私の育成が成功か失敗か。。

↓ジャジャーン。コレが現在の姿。成功だと思います。やった。。

↓発根から2年8ヶ月。

もちろん100点ではありませんので、育成はコレからですが、日本の環境で回復し、ここまで仕上がれば、やっと個体識別番号をつける事ができます。

個体識別番号は、輸入株を日本で、この様な状態まで仕上げて、子株を収穫して、更にその子株を育成して、育成の過程をしっかり確認してからつける様にしています。

数年間は掛かりますが、その過程がとても重要です。

そして、個体の癖、ぼんやりでは無くハッキリとした育成方法、購入直後の保証とその後のお手入れ、Ronjinではそれらが全て揃って、価値のある販売だと考えていますので、時間を掛けて、その準備をしている感じですねぇ。

↓この個体は輸入時よりも、日本で厳つくなった。

何故なら、まだこれが完成なのでは無く、これから更に厳つくなっていくので、そう言っても良いと思います。

輸入時の時と見た目はかなり変化しましたが、これが日本での本当の姿。と言うか、これからの数年で本当の姿を見る事ができるんです。

私は輸入時に姿のままでいさせようとは、全く思っておらず、輸入時よりも元気に厳つく仕上げ、皆さんには日本で育成した本当の姿を見てもらい、評価してもらう事が大切と思っています。

↓これが本当の姿。。ちょー絶カッコイイ。。最高ダ。。

この血統の子株を育成しておりますが、育て心地を確認しながら、次の世代の親株として作り上げていかなければなりませんので、まだまだ販売する事は出来ません。

↓かなり小さい時に収穫して、育成を続けている子株。

↓上の株よりも後に収穫して育成をしている子株

この様に、少しずつですが2世代目、3世代目を作っています。

ただ良い血統。と言うことだけでは無く、誰にでも育成ができるのか?それとも癖があって経験者ではないと無理なのか?を確かめて、販売の際に説明出来る様に、私自身が育成をしていきます。

特に高価な血統は、育成に対しての裏付けがあればある程安心です。

いつか私が育成をして作り上げた、自慢の血統でRonjinを埋め尽くして見せますので、楽しみにしていて下さい。

この週末も、私が作るアガベを購入しにきてくれた方々が沢山来てくれました。

そんな方々がいてくれるから、時間と手間を掛けようと思えます。

いつも本当にありがとうございます。

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