室内育成と屋外育成。それぞれの株の歩みから与えてもらっているもの。

こんにちは。今日は同じクローンのBB同士で室内育成と屋外育成の比較を紹介していきます。

本日対象のクローンは新店舗のオープンの時に2株だけ販売したクローンです。

購入してくださった方々はわかると思います。多分。

私は室内のどんな環境で育成をしているのかと言うと、↑こんな感じの環境で毎日の楽しいagave lifeを送っています。

販売にあたり、リビングで育成できます!と言うならば、まずは私が室内でagaveをどの様に育成出来るのかを試さなければ、と思い1年目から挑戦しています。

室内育成の良さを紹介します。

インテリアになる。

いつでも細やかな観察が出来て、agaveとの密着感がある。←字で書くと変態感がある

温度変化や天候に左右されず、光、水、風、温度全てをコントロールして安定供給できる。

良い所は、まだまだ沢山ありますが、簡単に言うとこんな感じです。

室内で育成すると酷い事になる。。って品種もありますのでご注意を!

まずは、あの環境で育成中のBBから紹介していきます。

室内のBBはraw life factoryさんのcabanelという作品に仕立てて楽しんでいます。

棘の色、厳つさ、ノギライン、葉の厚み、葉の短さ、株の横幅、主根の数(植替えをして確認しています)、水の吸い上げの速さ、どれを取っても良い感じ。80点だな。。

成長点も順調に太ってきていますねぇ。

これは↓少し前の様子。陶器鉢で室内管理はいつも近くで見れるのは、やっぱり良いなぁ。

 

 

↓株の横幅が広くなり、ドッシリ感が出て来ると、貫禄が出て来ます。カッケェ〜

室内育成のコントロールで、どこまで厳つく作り込めるのか、それを検証するのも私のagave life。

この株は↑ノギや棘、全てを含めて、もっと厳つくなるはずなので、まだまだこれからですね。

続いては、↓屋外育成のBBです。室内育成に比べて厳つさが足りないかなぁ〜。70点だな。

これは室内や屋外が良い悪いと言う事ではないんです。

私がその環境に、しっかりとハメることが出来ているかどうかという事です。

もちろん室内だと勝負にならない品種もあります。

今の所、私が育成した感想だと、BBはどちらの環境でも工夫次第で楽しめる!そう思います。

少し伸びたがっているのか?いやいや、そうはさせねぇ〜。って事で、確認したい事もあったので、1ヶ月前に1度抜いて植替えをして様子を見ています。

私は徒長番長ではありません!

室内での楽しみ方、屋外での楽しみ方はそれぞれです。

皆さんは限られた環境の中で育成をしているはずです。品種選びをしっかりして、自分の持つ環境を最大限に活かしていけばやれます。

その品種選びに関わるのが、私達ショップの仕事ですので、まずは私が様々な環境で試していくべきです。

「窓際に置いて水は2週間に1度で大丈夫ですよ〜」←良く聞くセリフ。

そんな簡単じゃありません!というよりも、それでは何も楽しさを知る事はできません。

人それぞれなので、それで良い人はもちろんオッケーです。

しかし、本当にカッコ良く作り込みたい方々は、自分の環境を利用した、様々な工夫が必要です。そして、それを楽しみへと変えていけたらと思います。

私の屋外BBはイマイチですが、まだまだこれから!室内か屋外かという前に、とりあえずやれる限り全力で取り組んでいきます。
徒長組から、エリート街道を突っ走っている株まで、私のBBには色々な歩みをしている株があります。

私に取っては、どの株も大事な1株。

エリートの様な仕上がりをしている株からは、今まで掛けた時間と手間が報われる喜び、そして、それをゆっくり鑑賞する、観賞価値という楽しみをもらっています。

徒長組からは、変化、復活、何よりもagave lifeのスタートラインに立つ未来を与えてもらっています。

それぞれの歩みでハズレはありません。どれも私に取っては励みになっています。

仕上がりに拘って育成するのは楽しいですが、ネットの情報だけに依存しないで、まずは隣にあるagaveを良く見てあげて下さい。

※そう言いながら、これもネットですw

隣にあるagaveの様子を良く見て、上手くいっていなければ、時には思い切った変化をつけてみるのも、良いかもしれませんね。

今日はBBの室内、屋外についてのお話でした。

BB最高。。。。。。。

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