titanota sierra mixteca

今日は定休日〜。朝からハウスで秘密の作業を実行していました。たまには作業を早めに切り上げ、休む事にしよう。

という事で、昼間からリビングのソファーに腰掛けて、音楽を聴きながら、ブログの更新です。良い休日ですねぇ〜。

さて、今日はtitanota R05※ronjinでの個体識別番号なので正式名称ではありません。の紹介です。

↓これは、ちょうど1年前に輸入した時の様子です。しっかりと水を吸わせてあげたら、メチャカッコ良くなるぞぉ〜と思い、本当に期待して輸入をしたので、育成するのを心待ちにしていました。

これは本当の姿ではありません。この状態で気に入って購入していただくと、このままの形で留めようと、水を与えない育成をする方向へ行ってしまわれるのは、私としては辛いので、私がパンパンに仕上げ、本当の姿を気にってくれる方に販売をして来ました。

↓うぅ〜ん。これもカッコいいぞ。しかし、葉は薄く、葉の根本は背骨が浮き出て、カクッと内側に折れて絞れています。

この状態で販売する方が人気があって手離れは良いかなw。でも私的には、やっぱりパワー全開な姿を見たい。

まぁ〜いつもの事ですが、植え付けをして育成をしていきます。

↓植え付けたばかりはこんな感じ。絞れている。と良く言われる形ですが、葉は薄くブヨブヨと柔らかく、株自体はとても軽い。このままではronjinとしては販売はできません。

これはあくまでもronjinの考えであり、販売されている方々の中で、それぞれなので、批判する事ではありません。


ここからは、こやつらが目覚め始めた姿を、紹介していきます。

それから約1年。

↓ほら、もう。。棘の様子が違う。。マジで気持ち良い。。。上の画像に比べて、葉がバチーンと厚くなっているのがわかるかなぁ〜。オホホホホ。。これ好き。。

輸入後に発根させてどんな姿になるのか。育成する上でクセはあるのか。腐る事なく、しっかりとした根が出てくれるのか。植え付けてからは毎日観察をし、生活を共にする勢いで、それを確かめたい。。

これが私の楽しみなので、抜き苗での販売は出来ないんです。

FO-76が最高なわけではなくて、私はシエラの中でもこの感じの株が大好物っす。。

↑あの葉紋。。。くぅぅぅ〜たまんね。。葉の背中がムチムチで猫背になっているのがわかるでしょ。あれもたまん。。

植付け直後に比べたら、葉は鋼の如くガッチガッチです。

実は今日はね。。本当はランチョを紹介しようと思って、昨晩、画像を準備していたんです。その途中で寄り道してシエラの画像を、「やっぱりかっこいいなぁ」って見てたんです。その寄り道から、戻って来る事が出来ず、本日の更新がシエラになりましたw。

↓外で見るシエラもヤベー!!成長点付近の5枚程は、私が日本で作った葉です。どう見ても輸入時の葉よりも。。。これがこのまま増えていくのかとオモウtoタノシミda。ヤバイ。興奮してキーボードが。。。指先が。。

育成してる人天才だ。←私です。私です。※育成の上手な方々すみません。バーカバーカって思いながらお読み下さい。

でもねぇ〜。これなら自信を持って販売できます。※既に完売しています。購入してくれた方々ありがとうございます😊

↓どう考えても最高の仕上がりだぁぁぁぁぁぁ!メチャ良いじゃん!変なテンションでごめんなさい←反省はしてない

ちなみに、これ、私が撮ったお客さんの株の画像を勝手に使っています。勝手に使ってごめんなさい。←反省してない

カッコ良すぎるから、仕方ないじゃん。。もう。影がかっこいいもんね。。これだからシエラはいいねぇ。

ここからは、もう少し大きな株。

↓どうですか。。ゴツイでしょ。グハッ。。。←血吐いた。そりゃ血も吐きますよ。これをこれからずっと育成していけるかと思うとワクワクが止まんね。。

これは本当に人それぞれですが、正直、私は絞れている株に興味がありません。水を与える育成をして、agaveの色の変化や動きを見ていくのが、好きなので、私は絞りの育成には向いていません。

くぅぅぅ〜。。↓これも私の育成株ですが、先ほどのお客さんの株も素晴らしかった。。購入していただいた後にも、私の手元で育成していた時の画像を、コソコソ見ては。くぅぅぅ〜。。ってなっているんです。本気でキモいでしょ。。

見た目もある。しかし育成のクセで気にいる時もあります。1度は腐ったけど、頑張ってくれた可愛いやつ。私の売れない株は超選抜株だけではなくて、私に夢を見させてくれた株。

購入して手に入れただけで、agaveの歴史を手にいれた、と思わないで下さい。それでは輸入直後が最高にカッコ良かった、過去の思い出になってしまいます。1株1株のストーリーは、持ち主さんがagaveと共に、日本で作っていくものだと思います。

皆さんもあるかと思いますが、腐りそうでグチャグチャな株にもトライしています。それが元々よりも元気になり、恩返ししてくれた事もあります。

Agaveは人間と同じで、生きるかどうかは自分決めます。決めるまでは、私は必要な事はしてあげて、励ましながら見守ります。そんなに優しくはしてあげませんよぉ。

生きる事を決めてくれてから優しくします。優しくできる所まで来たら、皆さにお渡しできる様になりますね。

育成方法は自由ですが、なるべく、そこから絞ってほしくない。

Agaveには生きる事は自分で決めて欲しい。それを決めた後は私にとっては子供と同じ感覚です。

私が面倒を見てあげなければ。agaveをわかろうとしてあげなければ。Agaveだけでは生きていけません。

Agaveが生きると決めたからには、手をかけてあげる事を楽しみに思い、毎日沢山観察してあげましょう。

今年に入り、育成を楽しんでくれて、とても素晴らしい育成をしてくれる方が増えました。心から嬉しいです。

楽しんで育成に取り組んでくれる方が増えてくれたら、agaveもronjinも喜びます。

静かな物への敬意を忘れずに。

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