春の引っ越しPart.2

今日は雨降りですが、午前中は強行突破でアガベの植付け、植替え作業を実行したので、午後からは久々にリビングで、アガベを見ながらゆっくりする時間が取れましたァ。

そんなわけで、今日はもう一発!更新していきたいと思います。

↑板から剥がす作業開始!

まずは長い菜箸を使って、板と根の縁を切っていきます。焦らず気長にゆっくりとネ。

それにしても、世間を気にする事なく、没頭する事が出来る何かがあるって、本当に良いなぁ〜。

鉱石や植物に出会ってから、得た私の大きな幸せです。

私にそんな幸せを与えてくれた植物に、感謝の気持ちを込めてお手入れする春って素敵だなぁw。

植物はお世話あっての生育なので、お世話を楽しんでいきたいですね。

雑談をしている間に。。剥がれましたァァ↓どうですか。。この。。サイズ。。私の片腕程ありますが、貯水葉は大きくなり過ぎて、本体下部の反対側まで巻きついてしまっているんです。

今回の目的は、引っ越しだけではなく、大きくなり過ぎて巻きついてしまった貯水葉を、伸ばしてあげて、本来のサイズにしてあげる事が重要な目的です。

↓それではっ!DIYで製作したコルクに、チャーリーを添えて、水苔を盛る位置を出していきます。

この位置を間違えると大事故になるのでw、時間をかけて慎重に。しかしデカイ。。

↓位置が決まり、次は水苔で土台作り。

後ろの壁にいる巨大モンスターも、今回板付けをやり直すので、作業している横目で気になって仕方ないw。。。ヤツのサイズが大き過ぎてドキドキする。

この日は店舗で作業をしている場所は、お立ち入り禁止にしていたので、店舗が崩壊していました。

↓綺麗に育ってくれたので、新しい板にバシッとハマるのが楽しみ。。ですが。コヤツ。。いちいち重い。。

↓ビカクシダは店舗の雰囲気を、怪し美しく彩ってくれます。

ビカクシダの様なデリケートな植物を、年間を通し店内で非売品として常時育成し、いつの季節もピカピカな状態で維持している個体を皆さんにお見せするには、毎日手を抜く事なくお世話をしていかなければなりませんので、いくら植物屋と言っても楽な事ではありません。

最近では非売品として、常時置いてある、ピカピカなビカクシダのおかげで、植物の育成を頑張っている方々からは、信頼のお言葉をいただく事が増えて来ました。

仕入れてドンドン販売をしていたら、年間を通した本当の育成方法は、植物屋さんでも分かりません。そりゃ当たり前です。

そして皆さんに質問されても、年間を通し、自分達の環境での育成結果がわかっていなければ、お客さんの環境でのアドバイスなんて出来るはずもありません。

Ronjinでは、店舗に置いてある植物は、一つ一つガッチリ育成しています。

皆さんに購入していただいた品種、同級生株も非売品として、私は育成を続けています。

店舗に来ていただければ、ご自身の育成株と私の株を比べて、生育状態の答え合わせが出来ます。

もちろん店舗には無くても、私が自宅やハウスで育成している株の、その季節のリアルタイムな画像を見ながら答え合わせをする事が出来ます。

皆さんといつもしているボタニカルトークですよね。

「植物ってお洒落ですよねぇ」「可愛いよねぇ」「強いから安心ですよぉ」なんてボタニカルトークでも何でもねぇ。

お洒落とか、インテリアとか。。それは育成方法、各植物の特性、年間を通した各環境でのアドバイス、その話の後です。

それらを私達が一つに纏め、そしてそれがリビングにあって、自分のライフスタイルに溶け込んで、初めてお洒落で癒しのあるボタニカルライフが始まる。

そんなライフスタイルと一体化したインテリアがお洒落だと思います。

それはRonjinのポリシーであり、少なからず、私はそんな生活を送っていますが、植物を本気で育成する様になってから、毎日に沢山の喜びを感じる様になりました。

お洒落だとか、インテリアとかで手に入れる事は悪い事ではありません。

しかし、その後にお店が、購入してくださった皆さんに、しっかりとした育成を行う事の出来る、お洒落なボタニカルライフを伝えていき、そして春には購入者からの依頼があれば、的確なメンテナンスを行える様に、お店が勉強と準備をしておく事がとても重要です。

今回のビカクシダの引っ越しも、私の将来の為の大切な経験であり財産となります。

次回は、いよいよ板付けです。

これからRonjinが販売していくビカクシダを、しっかりとメンテナンスが出来るお店になる為にも、今回はバッチリ仕上げていきたいと思います。

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