皆さんこんにちは。
今日はガッチリカッコ良く枯葉を残せる品種っ!
みんな大好きtitanota fo-76®️のお話です。
今回は私のくだらない小話を挟まず。
早速。
いきます。
輸入をしてから育成方法が間違えていた時期も含めて、1〜2年間はとにかく親株の育成に力を入れていきました。
輸入株した時の姿をキープする事が出来るのか。又は、より良くする事が出来るのか。を確かめながら育成をしていました。
↓輸入1年未満の時。®️の特徴でもあるカリカリで巻き巻きの、この硬質化した枯葉。。やっぱりかっこいいなぁ。どのくらいの期間で、日本の環境に完全に馴染むのか?この品種はLED育成が可能なのか?など輸入をしたばかりでは、ハッキリと言い切る事の出来ない事が多すぎるので、これに関しては、私が育成をして時間を掛けて確かめていくしかありません。
↓この画像は日本での育成が3年程が経った頃ですが、まだカサカサ感が酷く、しっくりこない感じ。
先程も言いましたが、この枯葉の残り方は®️の特徴。これがメチャクチャカッコイイ。。どちらにしても、親株に関しては、輸入時のカサカサだけどカッコイイ!という状態から、私が育成をして生き生きしてカッコイイ!という状態に変化させて、一目で元気だ、と分かる株に仕上げていこうと思っていました。
ひとまず、それが親株の育成目標でした。
↓この頃には間違えた育成方法から修正して、少しは良くなってきたけど。やっぱりカサカサ具合が酷く、違うんだよなぁ。と言う感じ。そして親株の目標とは別で、子株の育成の目標は、サイズで言えば輸入株の親株の5分の1サイズ、そして生きている葉を生き生きした状態に仕上げた上で枯葉を残し、輸入当時の親株カッコイイ姿のコンパクト版を目指す。
更に、屋内、屋外、どちらの管理方法もしっかり確立する事。
↓うぅ〜んんんんんん。。と言う感じ。3年程経っているのに。。うぅ〜ん。。て感じなんですよw。成長点の幹にあたる部分からはカサカサ痩せ痩せ感を感じるんです。やはり育成方法を間違えていた時の影響が出ているのかなぁ。では、生き生きした感じ。とは、どんな感じなのか。
と。言うと。
それは。。
↓こういう感じっ!何年か掛かってしまいましたがやっと、これが見れたっ!
そうそうっ!®️は本当はこうなりたかったんだよなっ!って、思います。もちろん、輸入時の枯葉が付いている姿は、カッコイイのですが、私としては輸入時の生きている葉から、漲る生命力を感じる事が出来ないのが、気掛かりポイントだったんです。
↓私が育成していくならば、生きている葉は全部こうっ↓こうしたいんです!
この状態になると、一度パッカーんとカッピラいたりもしちゃうけど、それでも。。まずはこうしたい。。↓これはまた別の株ですが、この成長点」と」周りの葉からは生命力を感じるでしょ〜。
知っている方は「当たり前じゃん」て思うでしょ。
でもね。。お恥ずかしい話、私もそうだったのですが、初心者の方は、まずはここからわからないんです。↓これもまた別の株で、葉に良い影響が出るよりも先に、成長点の幹にあたる部分が太くなり、ずっしり感が出てきたんです。わかりにくいけど何となく分かるかなぁ〜。
次は葉が生命力全開になってくれる事を願うばかりです🔥↓こちらも別の株ですが、ずっしり感が出てきました!これはとても良い事です。本日、私がお伝えしている事は、始めてから1年目の方でも「そんな事くらいわかってるよ」と思うくらいの事かもしれません。
が。
凄く難しく洒落た生育の状態よりも、少し言われれば分かる事を、多くの株に対して、確実にしっかりやれる事が重要なんです。
何年経っても、それがちゃんと出来て、それを毎回喜べる事はもっと大事。
私にとっては、いまだにそれが毎日のモチベーションテヤツデス。
まずはそれらをクリアして、その後にメラメラバキバキを目指していくんです。
更に、その先にモコモコの仕上がりが待っているのですw。
↓ちょっとだけモコモコ↓そう言われてみればですが、輸入時のカサカサカッコイイ状態から、樹形は崩れましたが、生き生き感が出たのが分かるかなぁ。
私からしたら、よしっきたっ!って感じ。
では、樹形の仕上がりとしてはどうなの?と言われれば、そりゃもちろん、これじゃダメですよw。
建物で言ったら3年間掛けて、何とか基礎を作る事が出来たので、いよいよ理想に向けて育成をしていくぞって感じなので、作り込みはここからが始まりです。
いやぁ〜楽しみだなぁ。親株の5分の1サイスが目標と言っていた子株はどうなのか。と言いますと。
輸入から5年程経過した。。今。。
サイズは小さいけど、親株に似た葉とノギラインが順調に作られているぅ。。マジウレシイ。。先程からお見せしていた親株の姿。。あれがさ。。チイサイズで。。ついに今年から来年にかけてツクレソウダゾ。。🔥別にそのくらいのアガベあるじゃん!いやいやっ!そうじゃなくて、親株に惚れ込んで、これを子株でしっかり狙って作れている、という事が、私の出したい成果なんです。
しっかりと狙った育成を行い、それをクリアして、この段階まで来たからこそ、ここから描ける夢があるんです。。楽しい。。でしかない。
それが確実に出来れば、今後も作れますし、これからの維持管理の安心感も高まりますからね。
私の感覚的に何となく作れている品種はありますが、それが出来てもあまり役には立ちません。
何度も行ってきましたが、狙いを定めて育成をして作れるという事は、ハッキリと皆さんに育成方法を伝える事が出来る様になる、という事です。
そして、この段階から大失敗って事も結構ありますが、私としてはそれでも、やり方を変えてリカバーを学び楽しんで行けますので、私的にはそれも全然アリなんです。
上手くいっているからこそ、欲が出てしまい余分な事をやり過ぎてしまうw。コレ。良くアルコトw。。
そんな時に重要なのは、育成方法の失敗なのか?それとも私の理想通りに行っていないだけなのか?
こんな時期だからこそ、リカバーをするのか?育成方法をそのまま継続するのか?の判断をしっかり冷静に判断する必要がある、と言う事です。
↓ほらほら。親株に近づいてきたでしょ。ノギラインなどは、まだそんなに厳つくはないのですが、コンパクトな分、良い感じに見えるでしょ!とりあえずはこれで良いんです。
小さい頃よりも、葉が内巻きする様になってきている。葉の色艶もサイズも、5年前に私がイメージした通りになりました!もう少ししたら、そろそろ枯葉を残して作っていってみようかなぁ。®️をお持ちで屋内育成の方。こんな感じになってきたら、そろそろ、植替えを視野に入れながら、枯葉を残しつつ作り込んでいく事を考えていきましょう。輸入から何年も経過していますが、その間にこの品種の特徴は、かなり掴む事が出来ました。
「カッコイイ」は良いんだけど、それを維持出来ない、もしくはグデングデンになっていく。それでは困りますので、育成方法、リカバーのやり方を私が知ろうとしていかなければなりません。
グデングデンになってしまったとしても、それはそれで一緒に修正していきましょう!
この様に、一つの品種との付き合いが長くなり、年間を通したその品種の生育状況を知る事で、安心して維持管理をする事が出来る様になります。
そして、育成歴が長いだけでは勉強になりませんので、より多くの株で統計を取っていく事も大切なので、販売数にも限りが出てきます。
私がアガベ育成を始めたばかりの時には、水遣りをしなくても良い、と思っていました。
アガベ育成を進めていく中で、色々な事実と現実を知り、甘くないなぁ〜。と反省しましたyo。←反省してます。
今考えてみると私の場合は、その頃に間違えた育成をして育ったアガベを見て、大失敗に気ガ付イタw。
そのおかげで、全て自分で実験を行い、本当の育成方法を知っていかなければならない事、それには途方もない時間と労力が掛かるという事、それらを理解した時から、私のヤル気スイッチが本気でONになった気がします。
以前の記事でも言っていたと思いますが、アガベ育成で苦戦してみて思った事は。。人間が食べる物を作る農家さん。。。マジですげぇ。。と思いましたよ。
ガンガン殺虫剤噴霧なんて、ガンガン出来ないし、本気で1日だって放って置けないんですから。
こんな気付きも些細な事なのかもしれませんが、これだってアガベ育成を始めた事で気が付いた事なんです。←デモ。野菜よりも肉ガスキ。肉。
アガベ育成を始める前と比べて、私の考え方もかなり変わりました。
アガベ育成で得た考えを、私のこれからの人生に活かしていく事で、お付き合いする人も変化していくと思います。
そんな訳で、アガベ育成も、これからの私の人生も楽しんでいきたいと思います。
何より!今年からの®️!!ついに私の目標に達しようとしている®️をお楽しみにっ!!!
今年も少量ですが、®️の販売もしていきますので、世露死苦お願いします。