遺伝達を

Agaveを始めた、初期に手に入れたtitanite fo-76 special。硬派な株です。

これは私がとても大切にしているagaveの1つ。

これから子株を採り、育成しています。

管理が下手くそな初期の頃を耐えてくれた、この株は手に入れた頃から、私のリビングにいるので、いつも一緒なんです。

子株が出て採る時に、2ついる事に気がつきました。

Ronjinでは、特にtitanotaの数年前の株は、Californiaで時間をかけて、じっくりと育成されてきた株、と考えているので、数株のみは販売し、残りは販売せずに大切に育成してきました。

自分での手で素晴らしい遺伝子を、日本に残したいですからね。

これらのクローンに関しては、胴切りなども行わないので、子株はほん少ししか出ません。

焦ったいけど我慢我慢。。これは販売目的と言うよりも、私のagave活動なんです。

去年子株を採り、順調に育成をしていましたが、そんなある日。。事件が。。

兄弟の様に仲良く育っていた弟が、折れて土の上に転がっている!!!!ショックすぎる。。。。。。

でも、秋で季節も良いし、コヤツの生命力を確かめるためにも、このまま放置してみよう。。そう思いました。

秋も深まり気温が下がり始めた頃。一本の根がっ!!しかもわりと太めw。親株と同じで耐えてくれる子ですね。アリガトウ。。

上の画像で根が出ているのわかるでしょ〜。

小さいながらも、プックリしていて、既に刺が厳つい。

これからの寒さで、このサイズ、このままの状態での育成は危険と判断したので、思い切って抜きました。

無加温のハウスの中で、あの状態で今までかなり厳しい環境だったので、これからは暖かいお店で可愛がろうと思います。

下の芋虫みたいなの、これも別の硬派なtitanotaの子株。枯葉取りの時に脱落。。。しかし土の上に置いて様子を見ていたら根がっ!!

この株もお店で育成しようと思います。年々楽しみが増えます。

どの植物も、始めたばかりで、管理が下手な時は、所有感が先行して、面白味がイマイチわからなかったりします。

植物の上に3年w。地道に「下手」を乗り越える事、それが植物が私に教えてくれている事なんだと思います。

もちろん今の私は、育成は上手くはありませんが、下手を乗り越える事に必死なのはだけは、間違いありません。

私は1、2年目はとても気に入っていたagaveをダメにしてしまい、凹んだ事も多々ありました。

どの植物もそれを乗り越えて、面白味と、その植物の本当の美しさが見えてきます。

失敗も多く、時間も掛かりますが、諦めずにトライしていきましょう。きっと、面白さは倍になって返ってきます。

今年の冬でまた1つの結果が出てきます。失敗に終わるかもしれませんが、挑戦しないよりは良いと思います。

工夫と挑戦をして、楽しみを沢山蓄えて、今年の春を迎えられたら良いですね。

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