皆さんこんにちは。
今日はAgave達の育成報告です。
皆さんが購入してくれて、育成を頑張ってくれているBB カリフォルニア実生↓。
10%遮光で1〜2日に鉢の30〜40%ずつの水遣りで、夏場でも絶好調!
本日紹介する株は、全て同じ条件で育成している株です。
※この株達は、この頻度の水遣りで元気になる特殊な訓練を受けていますw←こうやって書きたかっただけ、ですが、3月から夏場にこの育成方法を取れる様に、調整して来ていますので、これを読んで、急に水遣りの頻度を上げない様にご注意下さい。
何事も調整が必要ですからね。
4月から比べて何が違うのか。多くの展開をしているわけではありません。もしろ展開は1度。多くて2度ですかね。
何が変わったのか、それは株の横幅です。私としては、理想の成長です。
展開は少なく、1回り大きくなりました。それだけで、かなりゴツくなった感じがします。
2回前に展開した葉のノギと棘が、↑に比べて↓この株の方がカサカサ感があります。
↑こちらの株の棘の様に、2回前の棘にはまだ潤いが残っていて欲しい。その方が調子が良い!って私は勝手に判断しています。
※これはあくまでも私の考え方であり、私の独り言だと思ってお読み下さいw
そんなわけで、↓この株の生育状態はイマイチですね。
私のカリフォルニア実生はこんな感じです。皆さんはどうなっているかなぁ〜。時々見せてくれる方々の株は、とんでも無く良くなっているので、ジェラシーを感じる事もあります。。。。。
RONJIN BB CLUBは、育成に関して、今年はかなり前進しましたねぇ〜。みんな上手になって来ました。
※RONJIN BB CLUBとはRONJINのBBを所有している方々を私が勝手に、そう言っているだけなので、BBを購入すると勝手に入れられます。
↓ブー様。。。虫との戦いに勝利したブー様は、今では何があってもびくともしません。LEDでも直射日光でも最高のパフォーマンスを見せてくれます。
もちろん殺虫や殺菌で薬害なども出ません。
titanota fo-76 specialも2度の展開で、葉の厚みも株の横幅もガッチリ出て来ました。
色も良い感じです。
↓こちらのfo-76 specialは特に良い状態だと思います。
MORIKENさんに譲って頂いた光堂。7月には休眠していて8月に目覚めました。
心配でしたが、元気に美しい葉、緑色の新鮮な棘を展開し始めて一安心です。
デリケートな一面があるので、agaveよりもドキドキしながら慎重に育成しています。
光堂に比べたらagaveの水遣りはガンガンいっちゃってますw。
色々な特性の植物があり、とても気を使わなければならない植物もあり、私はそれはそれで楽しんでます。
↓これから美しくウェーブした葉が広がってくるのが楽しみだ。。。。
育成のやり方は様々。書いてある通りにだけやっていても、最高の株に仕上げられる程甘くは無いし、agaveはそんなに楽ではありません。
人間なので、どうしても簡単に良くなると思えば、簡単な方に流れます。それは私も理解できますw。
「簡単ですよ。水遣りはいりませんよ」販売促進としては正解なのかもしれませんが、私としては好ましいと思いません。
少なからず、私の環境や育成方法では、水なし直射、又はLEDの育成は、上手くいきませんでした。
それが大量のagaveを育成して結果として出た正直な答えです。
根がしっかりできていない株に、水を頻繁に与えるのは、もちろん腐りの危険性があります。
私は育成を進めていく中で、良くも、悪くも、結果をそのままの伝えていくのが、私の仕事だと思っています。
※企業秘密はお伝えできませんけどねw。
ご批判のある方もいるかと思いますが、これは全て、私が実戦で出している結果なのでご理解下さい。
※最近プミラは水を控え気味なので、プミラを購入してくれた方々はまた育成について、お話をしましょう。
植物をわかっている方が、しっかりとした技術として、絞りを使う方は素晴らしいと思います。
私も、育成の合間に絞りを取り入れたりもしていますが、販売促進の為に、agaveは水遣りは少なくて、強くて簡単、とは言いません。
私の様に、あーでも無いこーでも無い、言うと育成の敷居を上げてしまうかもしれません。しかし、手をかけるから、考えるから、こそ前進出来た時に喜びや、満足感を感じられるんだと思います。
agaveをガッチリ育成している方は、手がかかる事もわかってくれていますし、元気に厳つく育成してくれています。
そんな育成の敷居は、興味と工夫で軽く跨いで、次の敷居を跨いでやりましょう。
実際は敷居なんて高くありません。
今まで私と相談し合いながら一緒に、育成に取り組んできてくれた、私のお客さんや仲間の方々は、その楽しさが分かりますよね😊
水は与えない、日光に当てて放置。みたいな育成方法が先走って広がっていただけです。今はだいぶ減りましたね。
環境や株の調子、見極めによりますので、それで上手く育成ができている方は問題ないと思います。
しかし、それで上手くいっていない方は、少し時間はかかると思いますが、育成方法を見直してみましょう。
ライフスタイルを極端に変えるのは大変です。まずは、ほんの少しずつ手間と興味を増やすだけで何かは変わります。
今までお世話の時間が、1日10分だった方、又は置いてあるだけだった方、お世話の時間を、今よりあと5分だけ増やしてみて下さい。
人間からは、ダメになって来てしまった様に見える植物。実は全然ダメではありません。
ダメに見えたって、実はいつだって植物君にはやる気はあるんです!!
ダメと思うなら、思い切ってかまってあげましょう。必ず素晴らしい姿を見せてくれます。
そんな育成の1つ目の敷居を跨いで、今まで見た事のない、あなたがお持ちの植物の姿を見る事が出来ると思います。
きっとあなたのライフスタイルは、そこから変わるはずです。