皆さんこんにちは。
前回のボコボコのゴツゴツの状態から、引き続き、まずは屋外で育成をしていきます。
↑炎の様にメラメラしちゃってます。
↓棘や葉の色。。全てにおいて、健康な状態です。
あの頃の絶望的な状態から考えてみると、この株との思い出が、既に出来上がっていますw。
↓大人の様な棘をしていますが、これ。実は。まだまだなんです。それについては、またいつか紹介します。
これまでは、樹形は気にする事なく、健康を重視して育成を進めてきましたが、ここへ来て初めて樹形を観察する様になってきます。
以前からlow typeのLED育成をしてきました。
今回のlow type達もこの辺りから、LED育成と屋外育成の比較実験の為に、屋内組と屋外組を分けて育成していきます。
今の所は屋外で順調に育成が進んでいますので、このまま屋外育成を続けていくのが、無難ではありますが、もっとlow typeの癖などを知り、将来この品種を手にしてくれる方々に、屋内で安心してLED育成していただくのには、私が実践して、より詳しくアドバイスが出来る様になる必要があります。
そんなわけで、このlow typeに関してもLED育成で挑戦します。
私が保有する中で、屋外育成の株数は無数にありますが、私はどちらかと言うと、屋外育成よりも、リビングにお洒落に飾りながらも、いつも近くでガチンコで育成をしたい!それが私の本線です。
もちろん、LEDでバッチリ育成し、立派に仕上げていく自信はあります!
と言うことで!
これまで、屋外の直射ガンガンで育成して鍛えてきましたので、いきなりLED強めでバチーンと1ヶ月!
そうすると、こうなる!
↓丸焼け。。。low typeは焼けやすい一面があるのは、わかっていたのですが、確信に変える為に今回もう一度挑戦しましたが、やはり丸焼けでしたw。
焼けやすい。とは言っても、私のリビング育成は、LED +日光、そしてLEDの照射時間がかなり長め、距離が近めなので、屋外育成の時よりも厳しい環境になっていると思います。LEDのみであれば、照射時間や照射距離に注意しておけば、こんなに酷い事にはなりませんので、ご安心を。
しかし。焼けているでしょぉ〜。
逆に、私の厳しめの環境で、このくらいで焼けで止まっているのは、しっかりと体力がある証拠です。
これだけが焼けの症状ではありません。焼け方も数種類ありますので、初心者の方はこれだけの情報に惑わされないで下さいね。
あくまでも、焼け方の1つとして捉えて下さい。焼けLevel.5(重度)まであるとすれば、これはLevel.3くらいかなぁ〜。
だいぶ焼けていますが、体力的に大丈夫という自信もありますし、まだ重度ではありませんので、ここからも環境と条件は変える事なく実験は続きます。
このまま1ヶ月続けたら、low typeは慣れて、赤みは引いてくるのか。それとも悪化するのか。
もう少し我慢してくれ。。
慎重に様子を見ながら、1ヶ月が経過した。結果が!
↓これだっ!結果は、赤みは引きませんでした。
当然、他のリビング組と比べて、水の吸い上げも遅いです。調子は良くありません。
このままでは、良くありませんので、LED +日光マックスの照射は一度やめて、LEDからは外して、療養に入ります。
療養させて、回復させてから、もう一度、LED +日光マックスに挑戦していくつもりです。
それから療養すること2ヶ月。
↓見事に復活!!特に大事な成長点付近が絶好調。
うぅ〜ん。。良い色だ。。水の吸い上げも問題無し!というか、早くなりすぎて怖いくらいですw。
こうなれば安心です。
こうなってくると、葉の張り方も良くなり、パンパンでガチガチになります。
棘やノギラインにもっと艶が出てきてほしいなぁ〜。
それにしても、真っ赤になって、そのままグレてしまわなくて一安心ですよ。
これで、ひとまずはlow typeのライトの高さも決定できましたので、少しの間は安心して水遣りを楽しむ事ができます。
皆さんも、私と同じように、その環境に慣らすまでは、実験と観察を繰り返して、落ち着くまでは気を抜かない様にして下さい。
店舗にて、育成方法はお伝えしていますが、毎日ジックリ観察して体調管理ができるのは、育成者である、あなたしかいません😊
↓回復して、こんなにご機嫌になりましたw。すっかり赤みは引きましたね。
既に今回も画像は使っていますが、また後日、これまで悪戦苦闘して育成してきたlow typeをraw life factoryさんの作品へ仕立てた姿と、陶器鉢の育て心地の良さを紹介していきたいと思います。
写真撮りの関係で、年内に記事を作れるかわかりませんが、お楽しみに。
これまでの経緯があって、いよいよrow life factoryさんの作品との仕立てが作れるかと思うと、本当に嬉しいです。
アガベと鉢を、いきなりナイスバランスで植えて、満足してしまっている方はいませんか?
仕立てる事が完成なのではなく、仕立ててからが、また新たな始まりになります。
素晴らしい作品に、植えてカッコよく仕立てたらゴールなのではありません。
素晴らしい作品に仕立てて、快適な育成をしながら、日常生活に取り入れ楽しんでこそ、作品が生きてくると思います。
それではまた。