P.madagascariense

皆さんこんにちは。
ROSETTE (美容院)の工事、Ronjinの改装工事、が終わってからのマダガスカリエンセの仕立て直し作業でブログ更新が出来ませんでした。
今日はR.mark galleryで販売しているマダガスカリエンセのお話です。

↓皆さんが購入して下さっている同級生マダを鉢から抜いて、根の確認。こんな感じの根が出ているんですよ。
アガベ同様にマダガスカリエンセに関しても、仕入れをするのでは無く、Ronjinで100%生産、育成、仕立てをしています。

↓既に鉢の底まで根が伸びていました👍
とにかく販売を開始する前に3年間程を掛けて、出来るだけ多くの株数を触って育成をして、育成方法、仕立て方、その品種の特徴を私が知っていかないと、販売後が心配なので、マダガスカリエンセもそうしてきました。
と言うよりも、私が好きで育成していたので、売るつもりは無く、結果売らずに育成し続けいた形になったんですけどね。
そのお陰で色々な事を知る事が出来ました。私はマダガスカリエンセを、リビングやお店で、大きくて安定して育成する事の出来る物にしたいと思い育成を続けて来ました。
ザックリ言うと、アガベは土の配合、植替え時の根のほぐし方、肥料の量、体に対しての土の量など、綺麗に仕上がる要素が色々ある様に、マダガスカリエンセもそれと同様です。これは育成方法とは別で、まずは仕立て方のお話になるのですが、マダガスカリエンセは水苔の種類、水苔の詰め方、肥料、体に対しての水苔の量、などが重要になってきます。これらが整って、初めて育成方法と言うものが付いてきます。
これはあくまでも、Ronjin仕様のマダガスカリエンセ作りのお話です。
マダガスカリエンセには板変えや、植替えの他に、日常的に苔増し作業があります。マダガスカリエンセを販売するにあたり、皆さんから形の修正の為の苔増し作業の相談が来る事が増えるので、それも私の楽しみの1つです。
水苔の量によりますが、これまでは¥1000〜¥3000でジワジワ苔増し作業を行いながら、美しい形を目指してきましたよね。
これを繰り返して、3ヶ月、半年後に、板付や植替え作業に辿り着くのですが、これにはかなり個体差があります。調子が良いと、直ぐに鉢サイズをオーバーして、クシャクシャになるので、苔増しの工程を飛び越えて、いきなり植替え!という事もあります。
板変えや植替えは、苔増しより更に、センスも技術も必要になり、作業に時間掛けて、大幅にサイズアップする為、もちろんお金も掛かりますが、見た目が劇的に変わるので、完成した時は本当に嬉しいですよ。
仕立てが変わると、立派になったなぁ🔥とい言う感じがハッキリ見えるのでたまらんですよw。
初めは小さく薄い貯水葉が、だんだん分厚くゴツゴツに変化してきて、そのうちに貯水葉のサイズも大きくなります。

↓まだ小さいけど分厚くなってきた貯水葉
↓立派でしょ

↓更に育成が進むとゴツゴツに。元気すぎるのでこの株は↓サイズあーーっぷ!(この株は一般販売前から一緒に育成を続けてきてくれたお客さんのマダガスカリエンセ)

ちなみに現在では更に大きく立派に仕上げてくれています。
その後、2つに分岐した小さくて細い可愛らしい胞子葉が出てくるようになります。
R.mark galleryで皆さんに購入していただいたマダは、そこまで行っていないですよね。
それから何度か貯水葉が展開して、形の修正の苔増しをしながら育成をしていくうちに、細い胞子葉が出てくるようになります。
もう少しで胞子葉が出てきますよ!
その後、時間は掛かりますが植替えなどを行いながら育成を続けていくと、胞子葉は少しずつワイドになってくると思います。

↓出てきたばかりでゴツいな?って感じのが出てきて↓それがこうなったり
↓こうなったり🔥この様に、マダはアガベに比べて動きと展開が早い為、購入してくれた方と一緒に手を掛けていく事が重要な品種です。
頻繁に手間が掛けるだけあって、大きくて不気味美しいマダが出来て来た時は、本当に嬉しいです。マダを育成していくのにあたり、皆さんとのやり取りが、とても増えますので、持ちつ持たれつで一緒に楽しみながら立派なマダを作り上げていきましょう。R.mark gallery Ronjinは予約無しで、いつでも入入店する事が出来ますので、是非マダガスカリエンセを見に行って下さい。
お店が狭いので3人まで入店可能ですので、混んでいたら待ってあげて下さい。

本店には巨大なマダガスカリエンセがありますので、本店にも見に来て下さいください。
本店は新規の方は予約制になっております。
1度に2人までです。
当日予約は出来ませんので宜しくお願い致します。

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