植替え後にシワシワ

皆さんこんにちは。

珍しい時間帯の更新です。今日は植替え後に、少しグズる株のお話。

約2ヶ月半前にtitanota fo-76 compaacta dwarfの植替えをしました。

↓絶好調だけど。もう。パンパンだ。よし!植替えをしよう。ガサゴソ、ツンツンツンツン、チョキチョキ、

↓はい!植替え完了。子株も外して、スッキリドッシリ!

rlfさんの木輪とも相性抜群で良い感じ。

↓10日後。ん?下側が痩せたか?

↓回して見てみると、間違いなく痩せているし、画像ではわかりにくいですが、下葉は4枚くらい持っていかれています。

ほ。株の下部分が細くなっているぅ〜。。。。

↓どんどん痩せていくぅ〜。。完全にグズってしまった。

ここからは私の対処方法なので、当てにし過ぎないように、お読み下さい。

この株はLED管理で、健康時には20センチ程の至近距離から照射して育成していました。※かなり至近距離ですが、焼けないように仕上げてきていますので、これを読んで、すぐに真似はしないで下さい。

植替え後には35センチ程まで離していました。

この様に痩せてしまったので、3日間はLEDを消して、その後にLEDを点灯させて55センチの距離から照射して様子を見ていきます。

LEDを消している間でも、日中は窓からの光に当たっていますが、今の季節は日が高いので、とても弱い光です。

水遣りもしていましたが、思う様に吸えていない上に、LEDガンガンだったので、焼けました。↓

そして上から鷲掴みにして葉を揉むと、とても柔らかい。。調子の良い時は、ガチガチに固くて葉は動きません。

でもこのくらいは全然大丈夫です。

ここからは、頻繁だった水遣りをやめて、7日間水を切って様子を見ていきます。

屋外管理の場合は、5日間程は75%遮光でもちろん水は切ります。その後は45%遮光に切り替えます。

水切り7日間を経過したら、4日間に1度、もしも吸えていなくても、渇きが良い様に、鉢の20〜30%程の水遣りをしながら様子を見ていきます。

調子の戻り方ですが、回復したらいきなり吸って、2〜3日間で葉がパンと張る訳ではありません。私は初めの頃はそう思っていました。

私の経験ですが、1〜1.5ヶ月間をかけて徐々に、葉の張りが戻り、焼けた赤みも徐々に引いていくので、ゆっくりと落ち着いて、看病してあげてください根。

ちなみに、初心者の方のためにお伝えしますが、葉が黒くグジュグジュになる。順番を飛ばしていきなり上の方の葉が枯れ始める。そんな時は危ないので要注意です。危険信号は頭に入りていきましょう。

↓看病を始めてから、1ヶ月が経過しました。赤みが引き、成長点の色も良い感じ。無事、水も吸う様になりましたので、水遣りサイクルは元に戻して、LEDは少し遠目の35センチで、油断せずに水の吸い方を観察していきます。

↓実は下葉を7枚持っていかれた。。でも絶好調!治って良かった。この時点で上から鷲掴みにして揉んでもガチガチ。しっかりと活着しているので、株自体もガチガチ。良く頑張った。んんんん?土が。。盛り上がってきてる。。

今度は調子が上がりすぎて、太根が暴れ始めているぅ〜。。

ウッソぉ〜ん。お前は、今までそんなに暴れる君じゃなかったから、ジャストサイズ仕立てにしたのにぃ〜www

マジか。退院したと思ったら。お前って奴は。。でもお父さんとしては、暴れたがっているのは止めないぞ。。元気なのは良い事だ。やる気があるなら、来年の春までなんて待たせはしない。

そんな訳で。これ。もうひと回り大きな鉢に、もう1度植替えしていきますw。スポーン。

この株がどうなったのかは、また紹介しますね。

裏ではこんな珍プレーが色々発生しますw。こんなも経験をする事もありますので、株の動きの特徴、成長スピード、鉢に入る土の量、を含めて、私はrlfさんの仕立てを作っています。

1年間はしっかり育成の出来る仕立て。そして、その後の植替えやメンテナンスをしっかりと、やれるお店になれる様に、rlfさんの作品の仕立ては、ゆっくり作って、ゆっくりと送り出していきたいと思います。

植替え後に調子を崩してしまう事があります。焦って色々試しすぎても、株がパニックになってしまう事もありますので、ゆっくりじっくりと看病をしてあげて下さい。

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